【トモーニ教室コラムNo3】
小学生になる前に保護者として知っておきたいコト 〜幼稚園と小学校の「学び」の違い~
幼稚園と小学校では「学び」に大きな違いがあるのはご存じですか?
小学校に入ると学校の授業として、子どもたちは毎日勉強し、新たな「学び」を経験していきます。
幼稚園の保護者様で、
「うちの子は色々なことに興味を持っていて、学ぶのが大好き!」と思っている方も、
そんなお子さんが小学校から始まる新しい「学び」を存分に楽しむためのサポートを知っておきましょう。
本コラムでは、
幼稚園と小学校における「学び」の違いと、
小学校の「学び」を楽しめるようになるための情報をお届けします。
1.幼稚園と小学校の「学び」の違い
幼稚園と小学校の「学び」には多くの違いがあります。
事前に知ることで小学校に入る前に準備をしておくことをおすすめします。
学びの違いとして、具体的には以下の4つが挙げられます。
①カリキュラムの違い
②授業形式で集団指導
③時間割のスケジュール管理
④評価の存在
①カリキュラムの違い
幼稚園では子どもの興味があることを自発的に学ぶことが多いですが、
小学校では決められたカリキュラムに従って科目別に学んでいきます。
例えば、同じことを学んでいるとしても以下のような違いがあります。
数の計算について(お買い物)
幼稚園の場合
子どもの興味:
「500円持ってるけど150円のお菓子は何個変えるかな?」
幼稚園の先生のフォロー:
「150に150を足していって500円を超えない数まで買えるよ。」
小学校の場合
算数の授業中での指示:
「500円で150円の商品を3つ買うときの、買うことができる個数とおつりを計算してください。」
子どもの反応:
「えーっと、500÷3=150であまり50だから…」
このような例のように、
幼稚園の場合は自分の興味があることを知る過程で学ぶことに対して、
小学校の場合は算数の授業中に「今日はこれをやります。」という形で指示をされ学びます。
カリキュラムの有無から、
幼稚園での子どもの学びは「無自覚な学び」であるのに対して、
小学校での子どもの学びは「自覚している学び」であることがわかります。
②授業形式で集団指導
幼稚園の「学び」では子どもの疑問に対して、
保護者様や幼稚園の先生などが都度個別で対応するケースが多い一方で、
小学校の「学び」では1人の先生が30人ほどの生徒に対して、
全体の進行を重要視した授業形式で進みます。
これらには大きな違いがあり、
お子さんによっては授業形式だと集中力が続かないケースや、
わからないまま次に進んでしまうケースがあります。
③時間割のスケジュール管理
次に時間割の存在です。
多くのにとって1日のスケジュールを決められて過ごすのは、
小学校が初めてになります。
幼稚園の頃の「学び」は疑問が生まれたときの偶発的なものですが、
小学校は1時間目は国語、2時間目は算数、、、と 、
決められたスケジュールで「学び」を行います。
お子さんによっては、
時間の管理を窮屈に感じることや切り替えが出来ないことがあるため、
大きなストレスになる可能性があります。
④評価の存在
最後に評価の存在です。
小学校からは「学び」に対して相対的な評価がされます。
幼稚園の自由な「学び」とは異なり、
小学校の「学び」では、
同級生との間で勉強の習熟度に差が生まれることで、
劣等感や自信をなくしてしまうお子さんも少なくありません。
このような状況はお子さんが勉強を嫌いになる大きな要因の一つとなり、
幼稚園と小学校の「学び」の最も大きな違いと言えるでしょう。
2.小学校の「学び」を子どもが乗り越えるには?
では、小学校の「学び」を乗り越えるにはどうしたらよいのでしょうか。
私たちは以下の2つが大事だと考えています。
①遊ぶように学ぶ
②今のうちから正しい習慣を身につける
これらが大事である理由を説明します。
①遊ぶように学ぶ
小学校の授業では決まったカリキュラムがあるため、
生徒一人ひとりの興味を重視するのは難しいのが現状です。
だからこそ、
小学校の授業以外にも、
子どもが興味を持つような「学び」の場を提供することが大事だと考えています。
ほとんどが「自覚した学び」になってしまうからこそ、
自分の興味があることについて「無自覚な学び」をすること、
つまり「遊ぶように学ぶ」機会を持つことが大事です。
◆「遊ぶように学ぶ」ことができるために
子どもが「遊ぶように学ぶ」ためには必要なものがあります。
- 子どもが主体的に関われる環境づくり
- 興味関心を引き出す質問や声掛け
- 成果だけではなく過程を大切に
- 遊びと学びをつなげる教材
- 「ゲーム×学び」の教材
- 「実験キット」で体験して学ぶ
- 興味の芽を見つけ伸ばすサポート
- 子どもの「好き」を深堀してくれる環境
- 試行錯誤を通して学ぶ
②今のうちから正しい習慣を身につける
「受け身の勉強は良くない!」
「興味のあることを学ぼう!」とお話してきましたが、
実際、小・中・高と続く中で、ほとんどの勉強は受け身であり、
「したい」ではなく「しなければならない」と感じるものが多くあります。
そんな中、幼稚園から小学校に上がったタイミングでは、
「1時間弱の間、机に向かってじっとできない。」など、
子どもは集中力や忍耐力の面で、ストレスを強く感じます。
そこで私たちは「礼儀」や「作法」を幼いうちから身に着けるべきだと考えます。
◆礼儀・作法を身に着けるために
お子さまに礼儀を身に付けさせたい場合、
以下のような習い事の教室に通うことで自然に身に着けることができます。
- 日本との伝統文化を習い事に
- 武道教室(空手、剣道、柔道など)
- 華道教室・茶道教室
- 将棋教室・囲碁教室
日本の伝統文化は礼儀・作法を身につけるのに最適で、
武道の場合は体力、華道や茶道の場合は動作の美しさ、
将棋・囲碁の場合は集中力を身に着けることができます。
- 勉強する姿勢作りを早めにしてみる
- 書道教室
- 硬筆教室
- そろばん教室
「机に向かう」という環境に早く慣れることも大事です。
学生の間は切っても切り離せない「文字を書く」ことについて教室で深く触れることや、
計算力の強化を目的にそろばん教室を習うこともおすすめです。
3.トモーニロボットプログラミング教室のご紹介
トモーニロボットプログラミング教室は、
理科実験やロボット、パソコン、将棋など、様々な機材を使った体験学習で、
お子さまの自ら考えるチカラを育む教室です。
お子さまに「遊びながら学ぶ」場を与えてあげたい。とお考えの方は、
トモーニロボットプログラミング教室で楽しく実験をしながら理科学習への意欲を養いましょう!
実際に自分で見て・聞いて・触れることで、
お子さまの興味を刺激しながら楽しく学ぶことができます!
トモーニロボットプログラミング教室が提供する学習では、
「論理的思考力」「想像力」「行動力」「問題解決力」を身に着けることができるため、
守口・門真近郊で、ご興味のある方は是非一度イベントや体験授業にご参加ください。
トモーニロボットプログラミング教室では、
年長さんから参加できるコースをご用意しております。
幼稚園のお子さまや、小学校低学年のお子さまにも
「遊びながら学び」を体験する場を提供しております。
また先ほどおすすめした「礼儀・作法を身に着ける」習い事として、
「スマイル将棋」と「美文字キッズ」のコースもあります。
◆トモーニロボットプログラミング教室のコース紹介
年長さん向けコース
- 右脳開発&読む蔵
- 美文字キッズ
小学校低学年向けコース
- 右脳開発&読む蔵
- 美文字キッズ
- 理科実験コース
- 思考力アップ
- スマイル将棋
- 教育版マインクラフト
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